思考を軽くしてほしい
抱えている悩みの原因は、考え方の癖にあるとして、
否定的な考え方をやめて、前向きな解釈の仕方をアドバイスする。
新しい行動習慣を身に付けさせようと、介入するものもあるでしょう。
今の自分を否定し、理想の自分に生まれ変わろうとする手法は、
今までとは違う、別の考え方を「加えよう」とします。
それが正しいか、間違っているかはわかりません。
ただ、自分のものではない考え方や生き方に従うのは、
どこか無理があると感じてしまうのです。
荷物をおろしてほしい
足すのではなく引くとは、
背負ってしまっている重荷をおろしてほしいという思いもあります。
親の人生を背負っている
子供の人生を背負っている
誰かの人生を背負っている
もしかしたら、自分の人生を背負っているかもしれません。
自分の人生さえ、自分で背負い込む必要はないと思います
人生を思うように作り出すことなど出来ないからです
自分にできることは、
今、目の前の出来事に対して、
何をするか。それしかありません。
人には、「生まれ持ってくるもの」があります。
意味を持って生まれ、意味があるから生きている。
誰の人生にも、その人だけの人生目的があります。
つまり、自分の生き方は、自分が一番よく知っています。
今、もし迷いや悩み、苦しみの中にいるのなら、
それは本来の自分を見失っているだけだと思うのです。
霧が晴れたなら、景色が見えてくるように、
原因を「引いて」いけば、本来の自分が現れてきます。
ここが、対話し、土に触れ、自分を整える場所である理由。
それは、話すことで霧が晴れるようにスッキリし、
土に触れることが、余分な思考を引いてくれるからです。
作品作りに無心になっている時、そこには確かな自分がいます。
無心になれた時、最も素敵な作品が生み出されます。
そこにあるのは思考ではなく、感性の自分です。
芸術の多くは、我を忘れ、没頭する中で生み出されるもの。
考え抜かれたというより、感性が引き出されたのだと思います。