抱えている悩みの原因は、考え方の癖にある。
否定的な考え方をやめて、前向きな解釈の仕方をアドバイスする。
新しい行動習慣を身に付けさせようと、介入するものもあるでしょう。
今の自分を否定し、理想の自分に生まれ変わろうとする手法は、
今までとは違う、別の考え方を「加えよう」とします。
それが正しいか、間違っているかはわかりません。
ただ、自分のものではない考え方や生き方に従うのは、
どこか無理があると感じてしまうのです。
人には、「生まれ持ってくるもの」があります。
意味を持って生まれ、意味があるから生きている。
誰の人生にも、その人だけの人生目的があります。
つまり、自分の生き方は、自分が一番よく知っています。
今、もし迷いや悩み、苦しみの中にいるのなら、
それは本来の自分を見失っているだけだと思うのです。
霧が晴れたなら、景色が見えてくるように、
原因を「引いて」いけば、本来の自分が現れてきます。
ここが、対話し、土に触れ、自分を整える場所である理由。
それは、話すことで霧が晴れるようにスッキリし、
土に触れることが、余分な思考を引いてくれるからです。
作品作りに無心になっている時、そこには確かな自分がいます。
無心になれた時、最も素敵な作品が生み出されます。
そこにあるのは思考ではなく、感性の自分です。
芸術の多くは、我を忘れ、没頭する中で生み出されるもの。
考え抜かれたというより、感性が引き出されたのだと思います。