あなたのために祈りましょう
「あなたのために祈りましょう」
この声をかけていただいたとき、
私は胸が熱くなり、涙があふれてきました。
祈りは一歩通行のものではなく、
「想い合い」なのだと感じさせてもらいました。
祈りとは、宇宙とのやり取り
私の願いを叶えてくださいと祈るときがあります。
世の中のために祈ることがあります。
誰かのために祈るときもあります。
祈りは私が伝えたい思いや、叶えたい思いです。
願いが叶ったときは、お礼参りに出掛け感謝を伝えます。
おかげ様で今日も生きている。感謝の祈りを捧げます。
祈りは決して一方通行のものではなく
祈りはどこかへ伝わっていき、
何かしらが、私に帰ってきます。
親友に何かを伝えたなら、その親友は何かを思ってくれます。
自分から辛い思いを伝えたなら、親友は受け止めてくれます。
親友が辛い思いを打ち明けてくれたなら、私も受け止めたい。
祈りとは、そうした「作用」なのだと気づかされました。
私たちが祈るとき、その思いは伝わっていく。
伝わった思いに対して、思いが返ってくる。
祈りは決して一方からの思いの発信ではなく、
祈りに対しての答えが返ってくるのです。
何かしら作用し合える間柄を親友と呼ぶのでしょう。
その二人の間でしか感じ合えないような「つながり」
一方的に感じているだけではなく、相手もまた感じ合い、
作用しあう関係性がそこにはあります。
運が良かったと気づくだけで
以前、人生に迷いがあった頃のことです。
「これまでの人生で運が良かったと思えたことは
ありませんでしたか?」と尋ねられたことがあります。
思い返してみれば、思い当たる出来事が一つ、また一つ
思い出されてきました。
「私たちは皆、運がよいのです」
その言葉が、腑に落ちました。
私は小さな幸せに気づけなくなっていただけでした。
私たちは祈りという作用を起こしています。
同時に、何かしら伝わってくる作用を
感じてもいると思うのです。