なぜ私たちは迷うのか|本来の自分に還るということ

本来のあなたへ還るとは

「本来のあなたに還る」とは、どういうことなのでしょうか。

本来の自分に還ると、迷いが少なくなります。
本来の私であるとき、私の中にいる「私」は一人だからです。

しかし多くの場合、私たちの中には
もう一人の自分がいるように感じることがあります。

何かを判断しようとすると、

「いや、待て。それでいいのか」

と問いかけてくる自分が現れるのです。


始まる「自分会議」

たとえば、朝の出来事です。

目覚ましが鳴る。
すぐに起きようとする自分がいます。

すると、

「もう少し寝ておこう」

という別の自分が現れます。

朝食を食べるときも同じです。

「これでごちそうさま」

という自分がいる一方で、

「もう少し食べておいた方がいい」

という自分も現れます。

飲み物を飲むかどうか。
服を何にするか。

着替えようと手に取った服に対しても、

「それでいいの?」

と問いかけてくる自分がいるのです。

そして気がつけば、
自分の中で会議が始まっています。


日常は小さな選択でできている

朝起きてから家を出るまでに、
私たちは驚くほど多くの選択をしています。

些細なことばかりですが、
その一つひとつに迷いが生まれることがあります。

日常の選択でさえ迷うのですから、
大事な場面では簡単に判断できなくなります。

すると私たちは、

「いろいろな角度から考えよう」

として、
自分の中に何人もの自分を呼び出します。

その結果、

「ああでもない」
「こうでもない」

という議論が始まり、
結論が出ないまま終わることもあります。


小さな選択が未来を変える

些細な選択であっても、
その判断は次に起こる出来事を変えていきます。

原因が変われば、結果も変わるからです。

朝、目覚ましと同時に起きるか。
それとも寝過ごすか。

朝食を軽く済ませるのか、
それともお腹いっぱい食べるのか。

どんな服を着て出かけるのか。

どれも小さなことのように見えます。
けれど、その違いが次の出来事につながることもあります。


以前、藍染のシャツを着て出かけたことがありました。

ある店に入ると、
店主さんがそのシャツを見て、

「藍染ですね」

と声をかけてくれました。

そこから会話が始まり、
楽しい時間を過ごすことになりました。

そして、その店主さんとの会話の中から
次の行動につながるヒントを得ることができたのです。

その出会いが、今の私にどれほど影響しているのかは分かりません。
それでも、何かが変わった出来事だったように思います。


私らしい選択とは何か
一つの判断、一つの選択が
人生に影響することもあります。

だからこそ、

「よく考えなければならない」
「迷って当然だ」

と思うかもしれません。

しかし、もし私という人間が
本当に「一人の私」なのだとしたら、

もう一人の私が現れて

「やめておけ」
「別の判断にしよう」

と言う必要はないのではないでしょうか。


私の中にある感性

私たちには、それぞれ感性があります。

感性とは、
知性や理性とは少し違う、
直感的な心の動きです。

出来事に対して自然に起こる反応。
それは後から身につけたものというより、
もともと備わっているもののように感じます。

私も何かの出来事に対して、
まず素直な反応が起こります。

しかし、そのあとに思考が働き、
さらにもう一人の自分が現れて、
会議が始まってしまうのです。


反応と思考が一致するとき

反応が正しく、
思考が間違っているというわけではありません。

けれど、

反応と思考が一致しているとき、
人は迷いません。

そのとき、
もう一人の自分も現れないのだと思います。

本来の私とは、
とてもシンプルなものなのかもしれません。

迷いのない判断。
迷いのない選択。

その選択が次の出来事を呼び、
また次の判断へとつながっていく。

その繰り返しの中で、
私らしい生き方が形づくられていくのだと思います。

迷いは迷いを生み、
ときには袋小路へ入り込んでしまうこともあります。

だからこそ、
シンプルに私らしく選びたい。

そんな自分へ、
私は少しずつ還っていきたいと思ったのです。

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本来のあなたへ還るひとときを

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