意識が本当の私なのか?|死と向き合う中で見えた本質

意識こそが私だと思っていた

幼い頃から死を意識し、死を恐れ、
なぜ生まれたのか、なぜ生きるのか、
わからなくなりました。

この私の意識と言うものが
なくなってしまうなど考えられません。

この意識をどの様に生かしていけば良いのか、
生きるということは意識をいかに満たしていくかでした。

意識こそがすべて。
物を見る、受け入れる、何かを思うのも、考えるのも、
すべては意識です。それこそが私なのだと思うのです。

それだけに自分の意識へのこだわりが強いのです。
何に対しても先入観を持ち用心します。
自分なりの価値観が世の中の常識であるかのように思えます。

私の意識など独りよがりなもので、
私はこういう人間なのだと決め付けているだけなのですが、
幼い私にはそこまで理解が及びません。

自分中心的な考え方をしていたと思います。
自分という「個」にこだわりが強い分、
生きていること、
死ぬことへのこだわりも強かったのだと思います。


生への執着と意識へのこだわり

生きているということ、生へのこだわり。
この意識が存在し続けてほしいこだわり。
私というものをなくしたくありません。

死後もこの意識は残り続けると信じていました。

空想の中のように、
私は再び生まれ変わるのか、漂い続けるだけなのか、
この意識へのこだわりが私を苦しめました。


過去世瞑想で見た別の私

過去世瞑想で見た私は、今を生きる私とは別の人間でした。
今を生きるこの意識とは違う私を体験したとき、
死というものは、それまでとは違ったものとなりました。

過去からの繰り返しを生きている私は、やがて死を迎え、
いつかまた生まれ変わる。生まれ変わった私は
この意識とは違う意識で、違う人生を歩んでいく。

しかし、その私も私だと受け入れられるのです。
意識としては違う自分。
しかし、意識ではない何かが共通しているように思えます。

意識を失ってしまっても、私は私。

それは、幼い頃からの空想とは全く異なるもの。
様々な人生を体験しながら新しい人生へと向かうことに
希望を感じました。


死の受容とは何か

キューブラーロス氏が唱えた、死の受容は「あきらめ」ではない。
意識的な受入よりも、もっと深い本質的な私が納得し、
次の転生へと向かうのではないか。

死は恐れるものではない。それよりもこの生をいかに生きて行くか。

死の恐怖がなくなっていったとき
また意識的ではない生が存在すると知ったとき
この意識ではない私の人生を感じました。

それは自然に生きること。
意識で作り出そうとしなくても自然な生き方がある


高熱の中で見えた自分

39度近い熱が一週間続いたときのことです。
もうろうとしている意識の中で、
このまま死を迎えたなら楽になるのだと思えました。

すべてを受容できるような、委ね任せられるような
身体はとても辛いのですが、心は安どしている。

高熱に見舞われ意識が働かない中で見つけた自分がいます。
何の抵抗をすることもなくすべてを受け入れられる自分。

必死に何かを作り出そうとしなくていい。何も考えなくていい。
つまり、意識が働かない状態の私も私だったのです。

私は生かされている。

私は意識的に、自分の力で生きていると思っていました。
すべてを意識的にコントロールできていると。
この命は私のもの。

それはある意味間違いではないと思います。
しかし、私は病気になり、何の抵抗も出来なくなる。
意識など働かない。何も食べることも出来ない。

いつものような生活が出来ない中でも私は存在している。
この私を生かしているのは私の意識ではありませんでした。

私が私を生かしているのではなく、私は生かされている。
そう思えたとき、気楽になれたのです。

その感覚は、あきらめではありませんでした。
大きな力に抱かれているような
大きな愛情に包まれているような感覚です。

それこそが自然とともに生きる私の本質なのでしょう。

それは決して意識を否定するものではありません。

私は意識を働かせます。意識があるから生きています。
ただ意識が働かない私も私だと思えた。
委ね任せているしかない私も私だというだけです。

HANEが考える自分らしさとは、
意識的なものだけではありません。

意識を超えた、自然とともに生きる自分を感じる。
そこにある安心感。生きていて良いと心から認められる。
そうした自然とともにある感覚を大切にしています。

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